2008年7月30日水曜日

●GalaxyTrain999(Japanese ANIME)●


Anime_Comic_Movie_GalaxyTrain999_ginga-tetsudou-999

GalaxyTrain999をrialtimeで観て育っているのは恐らく30代後半以上だと思います。しかし若い方にもぜひ観ていただきたい、非常に秀逸な作品ですので、ここで銀河鉄道999のあらすじを簡単に紹介します。

Anime_Comic_Movie_GalaxyTrain999_ginga-tetsudou-999

舞台は、銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれたFutureworld(TVanime版では西暦2221年と設定)。宇宙の多くの裕福な人々は「MachineryBody」に魂を移し替えて機械化人となり(極端なCyborg)永遠の生を謳歌していましたが、貧しい人々はMachineryBodyを手に入れることが出来ないばかりか、機械化人の慰み者として迫害されていました。そんな中、無料で「MachineryBody」をくれるという星を目指して、The main characterの星野鉄郎が謎の美女メーテルとともにGalaxyTrain999に乗り込む・・・全体的に寓話性や教訓性がやや強いながらも、物語や登場人物の印象的な描写によって多くのFanを得ています。

Anime_Comic_Movie_GalaxyTrain999_ginga-tetsudou-999

物語の枠組みは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に登場する銀河鉄道を元にしていますが、列車や運行システムの細部は日本の旧国鉄をモデルとしています。作者自身が『銀河鉄道の夜』と、SLに乗って東京へ行った青春時代の体験が元になっていることを述べています。元は『宇宙海賊キャプテンハーロック』と共に当初はAnimeの企画だったといわれています。Anime化が実現に至らず、やむなくそれぞれComic連載していたところ、松本零士も関わった『Space BattleshipYAMATO』のブームが到来。両作品ともTV anime化されました。同時期に『Space BattleshipYAMATO 新たなる旅立ち』もTV放映されています。本作もBigHITしてAnimeブームの原点を確実なものとし、また1980年代初めの松本零士ブームをも巻き起こしました。漫画版は1977年に少年画報社の「少年キング」に連載され同誌の看板作品となります。1981年に連載を終了しています。

Anime_Comic_Movie_GalaxyTrain999_ginga-tetsudou-999

0 件のコメント: